「この件は○○さんが決めることができます」と言いたいとき、英語でどう表現しますか?
「prerogative」はそのような状況で便利な単語です。
主にビジネスや政治などのフォーマルな場面で見かけることが多いこの言葉の意味や使い方を、例文を使いながら解説します。
「prerogative」の基本的な意味と読み方
「prerogative」は、「特権」や「権利」を意味します。
源はラテン語の「praerogativa」で、原義は「先に送る」という意味です。
これは、専有的に使える特権や権利を表しており、次のような場面で使用されます。
- 発音記号:/prɪˈrɒɡətɪv/ (プリロガティヴ)
- 簡単な意味:特権,選抜的な権利
類義語とのニュアンスの違い
- right:人格的、法的な権利を指すことが多い。
- 例:Everyone has the right to freedom of speech. (誰も言議の自由を持っている。)
- privilege:特殊な地位や状況から贈られる特典的な権利。
- 例:Access to this lounge is a privilege for premium members. (このラウンジの利用はプレミアム会員の特典です。)
- entitlement:給付されたことによる絶対的な権利。
- 例:He felt a sense of entitlement to the property. (引継ぐべきという感覚を持っていた。)
「prerogative」の使い方 - 場面別例文解説
「prerogative」の使い方をそれぞれのシーンごとに確認していきましょう。
1. ビジネスの場合
- 例文: It's the manager's prerogative to decide the team’s strategy.
(マネージャーの特権としてチームの戦略を決めることができる。)
2. 政治の場合
- 例文: The president has the prerogative to veto any legislation.
(大統領は件の否決権を有している。)
3. 日常生活の場合
- 例文: It's your prerogative to choose where we go for dinner tonight.
(今夜の食事の場所はあなたが決められる権利があります。)
「prerogative」を使う上での注意点
- フォーマルな場面で使われることが多い:日常の会話ではまれに使われますが、実質的な場面で有効です。
- 誤用の回避:「自由」の意味で使用すると文脈からずれることがあります。
おすすめ英単語書籍(難)
リンク
リンク
まとめ
「prerogative」は「特権」や「権利」を意味する、便利な単語です。
ビジネス、政治、日常の場面でも、それぞれに適した使い方をすることで、表現力を高められます。
英語学習にKindle Unlimitedを活用しませんか?
英語学習には、豊富な読書が欠かせません。
AmazonのKindle Unlimitedなら、200万冊以上の対象書籍が読み放題で、いつでもどこでも学習を進めることができます。
Kindle Unlimitedには以下のような特徴があります。
- 30日間の無料体験ができる
- 好きなときにいつでも読めて、荷物にならない便利さ
- 圧倒的な冊数、ジャンルの豊富さで、学びの幅が広がります
- 本(マンガ、雑誌含む)を月に数冊読めば元が取れるコストパフォーマンス
- 対応する端末が多いため、スマホやタブレットでも快適に読書
- ダウンロードすればオフラインでも読めるので、通勤・通学中も学習可能
この機会に、Kindle Unlimitedで英語学習を始めてみませんか?
下のリンクから、まずは無料登録をしましょう!
≫Kindle Unlimitedに無料登録する