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【Python】for文での繰り返し回数を取得する方法をコード例付きで解説!

Pythonプログラムでループを使っている際、時には現在の繰り返し回数を知りたいことがあります。
例えば、処理の進行状況を追跡するために、または特定の条件での処理を行うためにです。

そこで、この記事では、Pythonのfor文を使用して繰り返し回数を取得する方法について解説します。

1. 繰り返し回数をカウントする

Pythonのforループを使って繰り返し処理を行う場合、enumerate()関数を利用して現在の繰り返し回数を取得できます。
以下に具体的な例を示します。

# リストの要素をループで処理する例
my_list = ['apple', 'banana', 'cherry']
for count, fruit in enumerate(my_list, start=1):
    print(f'現在の繰り返し回数: {count}')
    print(f'果物: {fruit}')

このコードでは、enumerate()関数を使ってmy_listの各要素をループで処理しています。
startパラメータを1に設定することで、繰り返し回数が1から始まるようにしています。

★実行結果:

現在の繰り返し回数: 1
果物: apple
現在の繰り返し回数: 2
果物: banana
現在の繰り返し回数: 3
果物: cherry

2. 繰り返し回数の取得方法の解説

上記のコードでは、enumerate()関数を使用しています。
この関数は、イテラブル(リスト、タプル、文字列など)の各要素に対して、その要素とインデックスのペアを返します。
enumerate()関数のシグネチャは次のようになっています。

enumerate(iterable, start=0)
  • iterable: 繰り返し処理を行う対象のデータ。
  • start(オプション): 繰り返しの開始位置を指定する整数。デフォルトは0。

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3. まとめ

Pythonのfor文を使用して繰り返し回数を取得する方法について解説しました。
enumerate()関数を使うことで、繰り返し回数を簡単に取得できます。
これを活用することで、処理の進行状況を把握したり、特定の条件での処理を行ったりする際に便利です。

以上、Pythonで繰り返し回数を取得する方法についての解説でした。