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【Python】型の確認方法&変更方法!コード例付きで解説!(初心者向け)

Pythonを学ぶ初心者にとって、変数の型を正確に理解することは非常に重要です。
そこで、この記事では、Pythonにおける型の確認方法について詳しく解説します。
それでは見ていきましょう。

Pythonにおける型とは

Pythonは動的型付け言語であり、変数の型を明示的に宣言する必要がありません。
つまり、変数には代入された値に応じて型が自動的に決定されます。

しかし、プログラムを作成する際には、時々変数の型を確認する必要があります。
Pythonでは、組み込み関数や演算子を使用して型を確認することができます。

型の確認方法

type() 関数を使用する方法

# 整数型の例
num = 10
print(type(num))  # <class 'int'>

# 浮動小数点型の例
float_num = 3.14
print(type(float_num))  # <class 'float'>

# 文字列型の例
string = "Hello, World!"
print(type(string))  # <class 'str'>

# リスト型の例
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
print(type(my_list))  # <class 'list'>

# 辞書型の例
my_dict = {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}
print(type(my_dict))  # <class 'dict'>

説明:
・ type() 関数は、与えられたオブジェクトの型を返します。
・ 各例では、異なる型の変数を定義し、その型を type() 関数で確認しています。
・ 例えば、type(num) は整数型(int)を返し、type(float_num) は浮動小数点型(float)を返します。


isinstance() 関数を使用する方法

# 整数型の例
num = 10
print(isinstance(num, int))  # True

# リスト型の例
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
print(isinstance(my_list, list))  # True

説明:
・ isinstance() 関数は、与えられたオブジェクトが指定されたクラスのインスタンスかどうかをチェックします。
・ 例では、isinstance(num, int) は num が整数型のインスタンスであるかどうかを確認し、True を返します。
・ 同様に、isinstance(my_list, list) は my_list がリスト型のインスタンスであるかどうかを確認し、True を返します。

型の変換方法

int() 関数を使用する方法

# 文字列を整数に変換する例
num_str = "10"
num_int = int(num_str)
print(num_int)  # 10
print(type(num_int))  # <class 'int'>

説明:
・ int() 関数は、与えられた値を整数に変換します。
・ 文字列型の変数 num_str を整数型に変換し、結果を num_int に代入しています。
・ num_int を出力すると、文字列から整数に変換された値が表示されます。

str() 関数を使用する方法

# 整数を文字列に変換する例
num = 10
num_str = str(num)
print(num_str)  # "10"
print(type(num_str))  # <class 'str'>

説明:
・ str() 関数は、与えられた値を文字列に変換します。
・ 整数型の変数 num を文字列型に変換し、結果を num_str に代入しています。
・ num_str を出力すると、整数が文字列に変換された値が表示されます。

これらのコード例を通じて、Pythonにおける型の確認と変換方法を理解することができます。

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まとめ

この記事では、Pythonにおける型の確認方法について詳しく解説しました。
型の確認は type() 関数や isinstance() 関数を使用して行います。また、型の変換には int() 関数や str() 関数を利用します。

型の理解はプログラミングの基礎であり、Pythonを使った開発において必須のスキルです。
是非、これらの方法を習得し、自身のプログラミングスキルの向上に役立ててください。