特に、複数の条件を同時に満たす場合には、論理演算子を使って条件を組み合わせる必要があります。
そこで、本記事では、「かつ」の条件を表す論理演算子『and』を使った条件式に焦点を当て、その使い方や注意点について詳しく解説します。
それでは見ていきましょう。
条件式と論理演算子
Pythonの条件式は、if 文を使って表現されます。
基本的な構文は以下の通りです。
if 条件式:
条件が真の場合の処理
条件式には、単一の条件だけでなく、複数の条件を組み合わせることもできます。
その際に使われるのが論理演算子です。Pythonには3つの主要な論理演算子があります。
・ and: 論理積(かつ)
・ or: 論理和(または)
・ not: 論理否定(でない)
今回は、特に and を使った条件式に焦点を当てます。
条件式の例と解説
例1: 年齢が20以上かつ性別が女性の場合にメッセージを表示するプログラム
age = 25 gender = "female" if age >= 20 and gender == "female": print("成人女性です。") else: print("条件に合致しません。")
このプログラムでは、age 変数が20以上かつ gender 変数が "female" の場合に、"成人女性です。
" というメッセージが表示されます。
例2: 複数の条件を組み合わせた場合
score = 85 attendance = True if score >= 80 and attendance: print("合格です。") else: print("不合格です。")
このプログラムでは、score 変数が80以上かつ attendance が True の場合に、"合格です。" というメッセージが表示されます。
注意点
if文でandを使う際には以下の点に注意する必要があります。
・ and を使って条件を組み合わせる際には、各条件がすべて True の場合に全体の条件が True となります。
・ 複雑な条件を組み合わせる場合には、条件式を適切にグループ化することが重要です。
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