そこで、本記事では、pythonでif文で複数条件をまとめる方法を解説します。
基本的なif文の書き方
まずは、基本的なif文の書き方から見ていきましょう。
x = 5 if x > 0: print("xは正の数です") else: print("xは正の数ではありません")
このコードでは、変数xが0より大きい場合に"Xは正の数です"というメッセージが出力されます。
逆に -1 などであれば"xは正の数ではありません"と出力されます。
※x=5の場合は"xは正の数です"となる。
複数条件をまとめる方法
論理演算子を使う
複数の条件を組み合わせてif文を書く場合、論理演算子を使うことができます。
代表的な論理演算子には以下のものがあります。
・ and(かつ)
・ or(または)
・ not(でない)
それでは、具体的な例を見てみましょう。
x = 5 if x > 0 and x % 2 == 0: print("xは正の偶数です") else: print("xは正の偶数ではありません")
このコードでは、変数xが正の数かつ偶数の場合に"xは正の偶数です"というメッセージが出力されます。
そうでない場合は、"xは正の偶数ではありません"と出力されます。
※x=5の場合は"xは正の偶数ではありません"となる。
複数の条件をリストで管理する
また、複数の条件をリストで管理し、それを使ってif文を書く方法もあります。
x = 5 conditions = [x > 0, x % 2 == 0] if all(conditions): print("xは正の偶数です") else: print("xは正の偶数ではありません")
このコードでは、条件をリストconditionsに格納し、all()関数を使ってすべての条件が真である場合にメッセージが出力されます。
そうでない場合は、"xは正の偶数ではありません"と出力されます。
※x=5の場合は"xは正の偶数ではありません"となる。